2008年01月14日
虚な人
今日もお休みだなんて、こんな幸せなことあっていいのでしょうか。
しかも曇りですよ。
インドア派にとってはステキな天気。「最高」は雨天ですが。
うちのミリー様もヒーターの前で惰眠をむさぼっています。

ときどきピクピクけいれんするので怖いです。
寝言も言うので、そのときは起こしてやります。
小さい頃は私は犬好きだと思っていましたが、大人になるにつれ
思い切りインドア派であることに気付き、犬のハイテンションさに
ついていけなくなりました。
それ以来、すっかり猫フリークです。
私は特に趣味もないので、毎週のように図書館に行きます。
で、7冊本を借りて、休みの日にダラリダラリと読みます。
というわけで、面白かった本をご紹介。
「医者のいらない暮らしがしたい」著者: 丁宗鉄

私は医療系(というか健康系)の本を読むのが好きです。
今まで結構いろいろ読んだので、最近では目新しい内容のものがないなと
思っていたんですが、これはなかなか良かったですよ。
簡単に言うと、人の体質は実・中・虚の3つに分類できるというもの。
漢方の考え方ですね。
この考え方を皆が知らないと危険だ、と著者はいいます。
今、社会はパワフルに生きられる人、徹夜でパソコンに向かっても平気、
平日はバリバリ仕事をして、土日はスポーツ、レクレーションに励む・・・
そんな人を「デキる人」ともてはやします。
でも、これは「実」という体質の人しか不可能な生活なのです。
もし「虚」の人がそんな生活をしたら、死んでしまう。
「虚」の人は、睡眠・休息を多く必要とする体質。
そしてこれは、努力や気力ではどうにもならないのです。
もともと持っている、体質、資質だから。
あら、じゃあ「虚」の人って不利じゃないか、と思うでしょう。
そう。不利です。現代社会では。
でも、無理をしない(できない)ので体に負担を掛けません。
いわゆる、細く長く生きるタイプですね。長距離ランナー。
実の人は、短距離ランナー。
でも、社会でデキる人(実業家とか社長とかいわゆる成功者)は
実の体質であることが圧倒的に多い。
なので、「虚」の人を見ると「怠けている、やる気がない」と思いがち。
でもそうではない。
「実」の人が創業者向きなら、その創業した事業を適切にメンテナンスし、
長いスパンで物事を見る参謀に向いているのが「虚」の人。
世の中には「虚」「実」そしてその中間である「中」の人がいて、
それぞれが能力を発揮しながら社会で生きていける、
そんな社会が望ましいのではないかと著者は言います。
あと、世の中に流布するあらゆる「健康法」。
「○○を食べればよい」「毎日△△をすればみるみる健康」・・・。
これらの考案者は殆どが「実」の体質の人。
そんな健康法を「虚」の人が無理して続けたらどうなるか。
逆に体を壊すことにもなりかねない。
人間の体というのは、何かを摂取するだけでOK、なんて
そう簡単にはできていないのだ。
そこで本についていたチャートで体質診断をしてみたら、
「虚」なタイプに分類されました。
母にもやらせてみたら、思い切り「実」でした。
どうりでいつもチョコマカ動いているなと思った。
自分の体質を知るのはいいことですよね。
だって「虚」なタイプなのに、「実」の人と比べて
「なんで私はあんなふうに頑張れないんだろう」って
落ち込むことはないじゃないか。
毎夜徹夜して頑張るとか、そういうできもしない
ムダな方向に努力をするよりも、
ちゃんと休養をとって、持久力と仕事の正確さで勝負するとか、
別の自分の武器を磨くことを考えたほうが効率的。
魔法使いは勇者にHPで勝つことは出来ないわけですよ。
でもMPは圧勝でしょ。
打たれ弱いけど。
この世の中も、PRGのパーティーのように、
ちゃんと分業すればいいんだから。
というわけで、やっぱりゲームは人生にいろんなことを教えてくれる
なあと思ったわけです。
ちなみに、徹夜マージャンに誘われて「オレ、虚な人だから無理」という
とき、間違えて「虚(うつろ)な人」と言わないように。意味違います。
虚(きょ)だからね、きょ。
それと、自分のことを「○○な人」という言い方はオススメしません。
なぜかというと、「人」は敬称だから。
自分に丁寧な言葉を使ってはいけません。傲慢です。
「○○な性格」「○○なタイプ」「○○型」といいましょう。
例としては
「わりと無鉄砲な性格」(後先を考えない)
「無人島に装飾品を持っていくタイプ」(ニーズがつかめない)
「初号機のバグを取りきれなかった最新型」(親の欠点が遺伝されている)
など。
・・・ヒマだとだらだらと書いてしまいますね。
思考垂れ流し型ブログです。
しかも曇りですよ。
インドア派にとってはステキな天気。「最高」は雨天ですが。
うちのミリー様もヒーターの前で惰眠をむさぼっています。

ときどきピクピクけいれんするので怖いです。
寝言も言うので、そのときは起こしてやります。
小さい頃は私は犬好きだと思っていましたが、大人になるにつれ
思い切りインドア派であることに気付き、犬のハイテンションさに
ついていけなくなりました。
それ以来、すっかり猫フリークです。
私は特に趣味もないので、毎週のように図書館に行きます。
で、7冊本を借りて、休みの日にダラリダラリと読みます。
というわけで、面白かった本をご紹介。
「医者のいらない暮らしがしたい」著者: 丁宗鉄

私は医療系(というか健康系)の本を読むのが好きです。
今まで結構いろいろ読んだので、最近では目新しい内容のものがないなと
思っていたんですが、これはなかなか良かったですよ。
簡単に言うと、人の体質は実・中・虚の3つに分類できるというもの。
漢方の考え方ですね。
この考え方を皆が知らないと危険だ、と著者はいいます。
今、社会はパワフルに生きられる人、徹夜でパソコンに向かっても平気、
平日はバリバリ仕事をして、土日はスポーツ、レクレーションに励む・・・
そんな人を「デキる人」ともてはやします。
でも、これは「実」という体質の人しか不可能な生活なのです。
もし「虚」の人がそんな生活をしたら、死んでしまう。
「虚」の人は、睡眠・休息を多く必要とする体質。
そしてこれは、努力や気力ではどうにもならないのです。
もともと持っている、体質、資質だから。
あら、じゃあ「虚」の人って不利じゃないか、と思うでしょう。
そう。不利です。現代社会では。
でも、無理をしない(できない)ので体に負担を掛けません。
いわゆる、細く長く生きるタイプですね。長距離ランナー。
実の人は、短距離ランナー。
でも、社会でデキる人(実業家とか社長とかいわゆる成功者)は
実の体質であることが圧倒的に多い。
なので、「虚」の人を見ると「怠けている、やる気がない」と思いがち。
でもそうではない。
「実」の人が創業者向きなら、その創業した事業を適切にメンテナンスし、
長いスパンで物事を見る参謀に向いているのが「虚」の人。
世の中には「虚」「実」そしてその中間である「中」の人がいて、
それぞれが能力を発揮しながら社会で生きていける、
そんな社会が望ましいのではないかと著者は言います。
あと、世の中に流布するあらゆる「健康法」。
「○○を食べればよい」「毎日△△をすればみるみる健康」・・・。
これらの考案者は殆どが「実」の体質の人。
そんな健康法を「虚」の人が無理して続けたらどうなるか。
逆に体を壊すことにもなりかねない。
人間の体というのは、何かを摂取するだけでOK、なんて
そう簡単にはできていないのだ。
そこで本についていたチャートで体質診断をしてみたら、
「虚」なタイプに分類されました。
母にもやらせてみたら、思い切り「実」でした。
どうりでいつもチョコマカ動いているなと思った。
自分の体質を知るのはいいことですよね。
だって「虚」なタイプなのに、「実」の人と比べて
「なんで私はあんなふうに頑張れないんだろう」って
落ち込むことはないじゃないか。
毎夜徹夜して頑張るとか、そういうできもしない
ムダな方向に努力をするよりも、
ちゃんと休養をとって、持久力と仕事の正確さで勝負するとか、
別の自分の武器を磨くことを考えたほうが効率的。
魔法使いは勇者にHPで勝つことは出来ないわけですよ。
でもMPは圧勝でしょ。
打たれ弱いけど。
この世の中も、PRGのパーティーのように、
ちゃんと分業すればいいんだから。
というわけで、やっぱりゲームは人生にいろんなことを教えてくれる
なあと思ったわけです。
ちなみに、徹夜マージャンに誘われて「オレ、虚な人だから無理」という
とき、間違えて「虚(うつろ)な人」と言わないように。意味違います。
虚(きょ)だからね、きょ。
それと、自分のことを「○○な人」という言い方はオススメしません。
なぜかというと、「人」は敬称だから。
自分に丁寧な言葉を使ってはいけません。傲慢です。
「○○な性格」「○○なタイプ」「○○型」といいましょう。
例としては
「わりと無鉄砲な性格」(後先を考えない)
「無人島に装飾品を持っていくタイプ」(ニーズがつかめない)
「初号機のバグを取りきれなかった最新型」(親の欠点が遺伝されている)
など。
・・・ヒマだとだらだらと書いてしまいますね。
思考垂れ流し型ブログです。