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宮崎の女性向けフリーペーパー「きゅんと」の編集をしております、茸です。取材ウラ話、小話、他愛のない話などを更新していきたいと画策してます。お時間ありましたら、お付き合いくださいませ。

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このルールにのっとり、コメント・トラックバックでも批判や中傷をはじめとするネガティブ情報はすべて削除させていただきます。 もちろん、私の紹介したお店や施設が、実際行ってみて全然良くなかったということもあるでしょう。そのときは大変申し訳ありませんでした。そのことは、ぜひお店や施設の人に直接伝えてください。みんなで宮崎をもっと良くしていきましょう!
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2009年05月29日

おくすり飲んで

今日は色校正の日。
完成した原稿の写真調整が仕上がって、最終的な
チェックを行う日なのです。
なので、基本的に編集室にいます。
ある意味、ここが最後の砦というか、間違いをここで
見落としてしまうと、もうおしまいという日です。

大事なお仕事なのですが、もう何度も読み返した原稿を
再チェックすることになるので、眠い〜。
こんなときは好きなお茶を飲みながら、
大好きなお菓子(今日は黒糖ポン菓子)をひと粒ずつ
食べながら、乗り切っております!みみっちいよ!
ポン菓子って…おいしいよね。
蜜で固めてあるのも好きですが、米粒ひとつひとつ
食べられるやつも好きです。

ところで、こないだドラッグの話をしたと思うのですが、
後日、ちゃんと病院に行きました。
古賀総合病院のストレスケア科に。
仕事の話とか、職場の話とか、自分の性格の話とか
いろいろしました。息苦しい、頭が痛くて首が凝る、
土日や夜も仕事のことが頭から離れない、スケジュールを
見るとドキドキする(恋?)、ウキウキやワクワクを
感じることが少ない、土日はなにもしたくない、とか。
で、結局一番弱い抗不安剤を処方してもらうことにしました。
以前勝手に飲んですごく効いた(気がする)薬でも
いいと言われたのですが、とりあえず軽いやつから。

でもさー。まあいわば「緊張」っていうのは自分の
性格とか、心の問題じゃないですか。
それなのに化学的な薬に頼っちゃっていいのかなー。
薬がないと平静を保てないようになっちゃうんじゃ
ないのかなーと心配だったので、先生に聞いてみたのです。
薬はクセになるとかいいますけどどうですかね、と。

そしたら、「誰でもいつでも薬を止められるとは、
断言できません」と言われました。
というのは、非常にストレスが掛かっていて、その結果
体調に影響が出て薬を飲んだ場合。
なんらかの原因で生活環境が変わって、今までのストレスが
なくなってしまったなら、もう薬を飲む必要はないでしょう。
でも、逆にもっと強いストレスが掛かるようになったとかなら、
その薬を止めたらかなりキツいだろうし、もう少し強い薬が
必要になるかもしれない。

要するに…頓服なんですね。
まあこれはあくまで私の場合ですよ。うつ病とか、もう病気に
なってしまった場合はちょっと違うと思いますけど。
今はなんでか私にはすごく強いストレスが掛かっているよう
なので、お薬の力を借りてラクになり、生活の質(QOL)を
上げる、と。
おかげさまで穏やかにお仕事できております。
不思議とくしゃみや鼻水、目のかゆみまでおさまっている
のが嬉しい誤算。ストレスで神経が過敏になってたのかも。

それにしても薬によってこんなに考え方や気分がガラリと
変わるとは…。正直ショックでございます。
今まで、いろんな本を読んできたわけです。
「イライラがなくなる」「読むだけで落ち込みから救われる」
「元気になれる」「やる気がみなぎる」…。
あんなのねぇ、ほんと、単なる根性論だなあって。

だいたい読んだだけで性格から考え方が変わるなんて
ことはないんですよ。そもそも自然にわき上がる感情や
無意識の考え方っていうのは「意識の外」にあるもので、
それを「うん、こういう考え方よくないからこういう風に
考えよう!」なんて「意志」で左右できるわけない。
好きじゃないものを好きだと感じるようにはなれないし、
美しくないものを美しいと感じるようにしよう、なんて
どんだけの「意志至上主義」だ。

お医者さんも、「最近はいい薬が本当にいろいろ出て
きてるんですよ。こないだも、森田療法とか長年試して
あんまり改善しなかった方が、薬をひとつ飲んで
ぱっと治ってしまったなんてこともありましたしね」
って言ってた。

あ、森田療法や認知療法、カウンセリングなんかが
ダメっていう訳じゃないですよ!
というより「AにはBが効く」という一律な考え方が
おかしいってことです。

例えば私の苦しんでいた頭重感。
色々試しました。
ストレッチもしたし、風呂にも入った。でも治らない。
ちょっとは軽くなるけどすぐ元通り。
鎮痛剤もあんまりスッキリは効かない。
整体にも行ってる。でもそれとは関係ないみたい。
頭重感に効くと言われることは、ひととおり試したのです。
そしたら抗不安剤1個で、一発で治った。
原因が「ストレスによる緊張」だったからですよね。

もし、原因が私自身の歪んだ考え方とか、思い込みの強さ
だったなら、カウンセリングが有効だったでしょう。
でも、最近仕事が特に忙しくなってきたことによる発症
なわけだから、多分私にカウンセリングは効かないだろう。

例え同じ症状が起こっていても、原因は人によって
全然違うんですよね。
なんか…そういうのは分かっているつもりだったのに、
実際に自分の身に起こると、軽くカルチャーショックを受ける。
え、原因それ?みたいな。

なので、人の健康法をマネしたとしても、必ずしも
同じ結果が出るわけじゃありません。
体質の違いもあるし、体力の違いもあるし、生活環境の
違いもある。かなり大きな違いですよ。

ということは、健康というのはあくまで自分が管理する
ものであって、人任せにするものではないということ
ですよね。本に書いてあったから、薬局でこういわれたから、
お医者さんがこう言ったから。
果たして本当にそうなのか、自分自身が自分の体を使って
実証していかなければならないのです。
ぜんぜん良くならないようなら、やっぱり何かが間違って
いるんじゃないかと、自分の頭で考え、調べて、
解決法を模索しなければいけないんですね。
思考停止してはいけないんです。

でもそれは大変な時代ですよね…。
自分で調べられない、考えられない、試せない人は
どうなっちゃうんだろう。


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この記事へのコメント
僕はどちらかというと薬反対派ですが、結局、頼っていますもんね~
上手にお付き合いすることが大事なんだと思いますが・・・

最近、ちょっと興味を持っているのが『ホメオパシー』ってやつです、茸さんなら知ってらっしゃるかもしれないけど・・・

西洋医学の薬って、どちらかというと「悪者を抑え込む」って感じじゃないですか。
ホメオパシーは「悪者を外に出しちゃう」って考え方なんです。
何となく、僕の考えに合ってるかなって思ってます。まだ利用した事はありませんが・・・

もし良かったら調べてみて下さいませ^^

長々と失礼しました
Posted by はまchanはまchan at 2009年05月29日 20:39
薬ですね ! いろいろ有りそうです。
私の経験(実験)から処方されて消化酵素薬を常用していました。
ある定期健診で突如“K”が規定値オーバー。  再検疹!
可笑しいなぁ??? 、何故なんだろう??? と・・・。
PCのお陰で、私は20数年来の検診データをPCへinputしています。
そのデータを開いてみると、消化酵素を呑み始めた時期と“k”の増加が一致しました。
その為、消化酵素の服用を中止し2ヶ月後の検診結果を待ちました。
結果“K”値は規格内に収まりました。
先生に20年間のPCデータを提示して消化酵素と“K値”の因果関係を見てもらったら、先生もびっくり。
薬には必ず効果と未だ判らない副作用が潜んでいる事を覚悟すべきでしょうね。
薬は飲まない方が良いと思いますネ。
Posted by dohmu at 2009年05月29日 21:07
何事にも原因があって、結果があって。
結果に満足がいかないのであれば、対策を練る。
対策によって結果は変化するわけで。

自分自身が満足いく結果を求めるためには、原因の追究と対策の研究と結果の判断が必要。
結局、原因-対策-結果の組み合わせは無限にあるから、そこにたどり着くために医師だったり本だったりネットだったりに情報を求めるわけで、とどのつまり最終決定権は自分にある。

だから、一概に薬がいいとか悪いとかじゃなくて、今一番大事なことは、茸さんが「結果」に満足してるかどうかだって思います。

うーーん。いまいちうまく説明できないけど、免許のある医師がきちんと診断して処方してくれた薬だから、あんまり心配しなくて大丈夫だと思いますよ。
Posted by 天 at 2009年05月30日 20:42
ホメオパシー、詳しく知りませんが私も興味あります。
Posted by kabocha at 2009年05月31日 07:12
はまchanさん>
ホメオパシー、知ってます。
ただ、宮崎でその治療法を正式に取り入れている療法機関を知らないんです・・・。
高度な専門知識が必要な療法だと思うので、自力でやるのは無理だろうと踏みました。
代替療法が盛んなヨーロッパがうらやましい・・・。

dohmuさん>
どんなに安全性を確認したところで、人間一人ひとりの個人差に正確に対応することは不可能でしょうからね。
私の場合、薬は効かなければ飲みませんが、劇的にラクになるなら、ちょっと助けてもらうことにしております。
私が一番辛いのは、「苦痛を我慢すること」なので・・・。

天さん>
わかります、わかります。
あなたの考え方は、私と同じです。
現実的な解決法にたどり着けて私はラッキーだったって思ってますよ。
もし「インドに行ってアーユルヴェーダの治療を3日間受ければ治る」とか「これから1週間、睡眠を1日20時間とれば治る」とか、それができれば苦労せんわ!という解決法しかなかったら、絶望せざるをえなかったところでした。
じきに薬を飲むこと自体を忘れるようになるかもしれませんしね。
心配は、今はしてません。

kabochaさん>
いろいろ調べましたけど、自力では無理だと思いますよ。
あと、効き目が出るまでどれくらい掛かるのか分からないのもちょっと心配ですね。
我慢できるくらいの症状なら試す価値はあると思うのですが。
Posted by 茸茸 at 2009年05月31日 17:16
国富だったと思うんですが、専門の先生がいらっしゃる病院がありますよ。
2度ほどその先生の話を聞く勉強会で僕のお店を利用して頂きました、本当に興味深いです。
もし良ければ紹介しますよ^^
Posted by はまchanはまchan at 2009年05月31日 18:01
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