2007年12月30日
アフィリエイト
京都で社会人一年生をやっている弟も帰ってきまして、
一気にうちが騒がしくなっております。
多すぎるBSデジタル番組表とにらめっこしておりましたら、
「レ・ミゼラブル」という題名が書いてあって。
弟「レ・ミゼラブルってマリス(前Gacktが入ってたビジュアル系バンド)
だよね?プロモ?」
茸「なんでそっちが出てくるか。"ああ無情"のほうでしょ」
弟「そういや俺、それ"アーム・ジョー"だと思っててさあ」
茸「は?」
弟「アームレスリング系の熱血映画だと思っててさ」
ええー! 大爆笑だったけれども。
入社試験に一般教養のテストがなくてヨカッタネ!
というわけで、休みをダラダラ満喫しております。
今日は本を読みました。
佐土原図書館(↓)で借りたやつ。

黒丸尊治 著・「心の治癒力をうまく引き出す」

じゃーん。
これは「アフィリエイト」ですよ!
この本の画像をクリックすると、楽天市場のショップへ一発ジャンプ。
もし、誰かがこのブログを見て、この本の画像をクリックして、
この本を買ったとします。すると紹介料として、売り上げの数%が
私にもらえるのです。
アフィリエイトが出来るショッピングサイトは他にもいっぱいあって
Amazonとかも一般的ですね。
だけど本やCD、DVDなどを紹介する時に、いちいち表紙を
撮影しなくて済むという理由で使っている人も多いと思います。
儲けが目的じゃなくてね。
私にお小遣いをくれるというステキな人はぜひどうぞ!
ま、図書館で借りたらタダですけれど。
私は高校生くらいまで小説ばっかり大量に読んでいたのですが、
大学生になってからはほとんど読まなくなりました。
ビジネス書とか、自己啓発系、医学系読み物、評論、新書など
世の中の新しいことを教えてくれる本が大好きです。
というわけで、この本もそんな感じで読んでるんですけど。
これ、かなり面白いです。
著者はお医者さんで、内科、外科、産婦人科、小児科の経験もある
心療内科医。
ガンの自然消滅(何もしないのに勝手に治ること)はなぜ起こるのか、
それは心の治癒力が原因ではないのか、という仮説に達し
摂食障害、パニック障害なども「患者の心の自己治癒力」を
利用して治しています。
幼児期のトラウマが病気の原因だとわかっても、症状が治まらない。
原因を追究しただけでは、病気は治らない。
黒丸先生は「知りたいことは、原因ではなくて治療法だ」といいます。
そんなスタンスも非常に好感が持てますよね。(←エラそう)
また、こうも続けます。
「病名がわかっても、その病名に患者さんが納得してないなら
意味はない」
病名(診断名)をつけることは、医療の基本だそうですが、
例えば患者さんがその病名を非常に恐れている場合、
黒丸先生はその病名を口にしないそうです。
ウソというより、お医者さんは口にする言葉も治療のひとつで。
真実を伝えることよりも、治すことのほうが大切なのです。
言葉によって患者に「気付き」を与えたり、既成概念を壊したり、
成功体験を味あわせることができるなら、
そちらを優先するということですよね。
このお医者さんの言葉のマジック(トリック)は素晴らしいと思うのです。
こんな人に出会えた患者さんは幸せだろうなあ。
人をはっとさせる、新しい価値観に出会わせるというのは
ある意味、編集者の仕事と共通項があるような気がします。
だって、新しい情報と読者を結びつけるのが、情報紙の使命ですよね。
もちろんそれは、単なる「ムーブメントを作る」とか「購買意欲を
高める」「危機感を煽る」という風にとる人もいるでしょうけど、
私はそういうのあまり好きじゃないので。
読みやすく、かなり面白い本でした。
一気に読んでしまえますよ。
「ポジティブに考えれば病気は治りますよ」としたり顔で説いて
「そんなことできるならハナっから病気になんかなるかい」と
突っ込みを入れたくなる本が多い中、この本は
「なーるほど」と思わせてくれる数少ない(私の中では)良書。
一気にうちが騒がしくなっております。
多すぎるBSデジタル番組表とにらめっこしておりましたら、
「レ・ミゼラブル」という題名が書いてあって。
弟「レ・ミゼラブルってマリス(前Gacktが入ってたビジュアル系バンド)
だよね?プロモ?」
茸「なんでそっちが出てくるか。"ああ無情"のほうでしょ」
弟「そういや俺、それ"アーム・ジョー"だと思っててさあ」
茸「は?」
弟「アームレスリング系の熱血映画だと思っててさ」
ええー! 大爆笑だったけれども。
入社試験に一般教養のテストがなくてヨカッタネ!
というわけで、休みをダラダラ満喫しております。
今日は本を読みました。
佐土原図書館(↓)で借りたやつ。

黒丸尊治 著・「心の治癒力をうまく引き出す」

じゃーん。
これは「アフィリエイト」ですよ!
この本の画像をクリックすると、楽天市場のショップへ一発ジャンプ。
もし、誰かがこのブログを見て、この本の画像をクリックして、
この本を買ったとします。すると紹介料として、売り上げの数%が
私にもらえるのです。
アフィリエイトが出来るショッピングサイトは他にもいっぱいあって
Amazonとかも一般的ですね。
だけど本やCD、DVDなどを紹介する時に、いちいち表紙を
撮影しなくて済むという理由で使っている人も多いと思います。
儲けが目的じゃなくてね。
私にお小遣いをくれるというステキな人はぜひどうぞ!
ま、図書館で借りたらタダですけれど。
私は高校生くらいまで小説ばっかり大量に読んでいたのですが、
大学生になってからはほとんど読まなくなりました。
ビジネス書とか、自己啓発系、医学系読み物、評論、新書など
世の中の新しいことを教えてくれる本が大好きです。
というわけで、この本もそんな感じで読んでるんですけど。
これ、かなり面白いです。
著者はお医者さんで、内科、外科、産婦人科、小児科の経験もある
心療内科医。
ガンの自然消滅(何もしないのに勝手に治ること)はなぜ起こるのか、
それは心の治癒力が原因ではないのか、という仮説に達し
摂食障害、パニック障害なども「患者の心の自己治癒力」を
利用して治しています。
幼児期のトラウマが病気の原因だとわかっても、症状が治まらない。
原因を追究しただけでは、病気は治らない。
黒丸先生は「知りたいことは、原因ではなくて治療法だ」といいます。
そんなスタンスも非常に好感が持てますよね。(←エラそう)
また、こうも続けます。
「病名がわかっても、その病名に患者さんが納得してないなら
意味はない」
病名(診断名)をつけることは、医療の基本だそうですが、
例えば患者さんがその病名を非常に恐れている場合、
黒丸先生はその病名を口にしないそうです。
ウソというより、お医者さんは口にする言葉も治療のひとつで。
真実を伝えることよりも、治すことのほうが大切なのです。
言葉によって患者に「気付き」を与えたり、既成概念を壊したり、
成功体験を味あわせることができるなら、
そちらを優先するということですよね。
このお医者さんの言葉のマジック(トリック)は素晴らしいと思うのです。
こんな人に出会えた患者さんは幸せだろうなあ。
人をはっとさせる、新しい価値観に出会わせるというのは
ある意味、編集者の仕事と共通項があるような気がします。
だって、新しい情報と読者を結びつけるのが、情報紙の使命ですよね。
もちろんそれは、単なる「ムーブメントを作る」とか「購買意欲を
高める」「危機感を煽る」という風にとる人もいるでしょうけど、
私はそういうのあまり好きじゃないので。
読みやすく、かなり面白い本でした。
一気に読んでしまえますよ。
「ポジティブに考えれば病気は治りますよ」としたり顔で説いて
「そんなことできるならハナっから病気になんかなるかい」と
突っ込みを入れたくなる本が多い中、この本は
「なーるほど」と思わせてくれる数少ない(私の中では)良書。