茸のきゅんきゅん日記

ところで私は西都市民なんですけどね、
最近こんな看板を見かけるようになりました。

一体どこへ導こうとしているのかナゾの看板。
「アグリの大地」とはなんぞいな住宅分譲地か。
聞くところによると企業団地らしい。
せめてどの辺にあるのか書いてもらえまいか。地名とか。
これで無事にたどり着ける人は殆どいないと思うけどな。

まあ私は幸い土地勘がありますので、
その「アグリの大地」に最近オープンしたとウワサの
「西の都酒造」に行ってきました。


りっぱな看板です。
ちなみに周囲を撮影するとこんな感じ。

おそろしく何もないところです。素晴らしい見晴らし。
西都市は農業市だからいいの。
近づいていくとすごい建物が見えてきた。

でっかいタンクがいっぱい。
広大な敷地に大きな工場が建っております。

中にはお土産が買える物産館とかシアターがありました。
シアターは水をテーマにしているみたい。

スクリーンの前に噴水（？）があるんですよ。
なんとアレでしたアレ、水のスクリーン。
上から水がシャワーみたいに落ちてきて、そこに
映像が映し出されるんですよ。すごいね！
マイナスイオン全開ですよね。
映像は･･･まあアニメは良かったんじゃなかろうか。
イラスト綺麗で。（アニメっていわないかなあれは）
西都市の水の話なのになんで水の精が欧米人なのかとか
ちょっと思ったけど。浄水器のCMみたいじゃないかな。
まあ水の話だから別にいいんだろうか。
でもこのスクリーンは素晴らしいので、今後も期待です。
次は冒険ものが見たいです。（主旨違う）

工場のボトル詰めラインも見れるみたいです。

今日は動いてなかった。
すごいなあ～一日何本くらい焼酎を生産できるんだろう。
焼酎が好きな人にはこたえられないでしょうね！
こういう機械を見るのは。（そうか？）
工場好きにオススメです。

で、肝心のレストランに行きました。
ランチを食べに。
これが目的だから！今回は。

妻地鶏にEMO（エモー）牛と、西都ならではのメニュー。
予約制のコース料理もありました。
なんか良さそうだったけど私は飛び込みだから、
素直にメニューの中から選びます。

大根とカキの柚子みそ鍋（７８０円）。

火が通るまでちょっとヒマを持て余してしまうのが難点。
中には大根と、牡蠣と野菜が入っております。
（大根は野菜では？）
正直申しましょう。
ご飯と、鍋と、小鉢と、漬物。
目の前に出された時はちょっと寂しいなと思いました。
煮えるまでご飯も食べられないし。
ようやく鍋が煮えたのですが、これ、すごいですよ。
大根がすっごくおいしい！
牡蠣もふっくらです。
おいしいお店のふろふき大根を食べているような、
そんな衝撃。単に大根なのになんでこんなウマイか。
柚子の香りもいいですねえ～。
この値段なら安いんじゃないかなあ。
あったかいメニューをもう一品足して、コーヒーをつけて
９５０円にしてはどうでしょうか。
料理人の腕の良さをはっきり感じました。

でもですね。
正直、こちらのメニューのほうがショックが大きかった。

軟骨の焼酎煮（８７５円）。
なんですかこのやわらかさ。
軟骨もゼラチンのようでいて、そして余分な油は
しっかり取り除いてある。
肉はただ柔らかいだけじゃない、すごくみずみずしい。
いろんなところで角煮とか食べますけど、
私の中ではナンバーワンです。間違いなく。
長時間煮込んだ肉はたいてい柔らかくはなっているものの
パサパサしてるのが多いじゃない？
シーチキンみたいな食感になってるやつ。
あれは特においしいとは思わないので。
これは味付けも辛くないってのがすごい。
添えてあったサトイモも絶品。
・・・これは看板メニューと言ってもいいのではないだろうか。

いやはや今日は非常にいい日だった。
レストランがおいしいって分かっただけでも良かった。
駐車場も広大で、樽の貯蔵倉庫では四半的大会もやってたし。
レストランの従業員も感じが良かったし。
食後のお茶もおいしかったし。
トイレも綺麗だったし。手を洗うところではなぜかお湯が出たし。
芝生造成中だそうですが、子どもと一緒に遊んだりするにも
きっといいでしょうね。

というわけで、今日は休日を満喫し、
帰ってからは黄砂で悲惨なことになっていた愛車を洗い、
充実した一日を過ごしました。
デザートも食べたんだけど（家で）、それはまた今度。