茸のきゅんきゅん日記

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ゆず、いいですよね。
男2人でにこやかに熱唱するアレじゃなくて。
米良地区の特産品、芳しい香りの柑橘類ですよ。

柚子こしょうも好きですが（前回も書きましたが）、
「ゆず茶」も好き。むしろ I miss you。（←軽く疲れ気味）
ゆるい柚子マーマレードみたいなやつで、お湯に溶かして
飲むんですけどね。韓国がもともと出所みたい。

そしたらこないだ「西の都酒造」に売ってました。
なんと、国内産、というか県内産の「ゆず茶」！！
県内っていうか市内だなあ（東米良）。
1瓶が840円。
ゆず茶はほとんどが韓国からの輸入品なんですよ。
キムチみたいに。
地元産のゆずで、地元の人が作ったなんてね！
確かに韓国産ならおなじ値段でもう一回り
瓶が大きいね。
商品の前でうろうろすること15分弱。


買いました。

確かにね、韓国が本場ですよ。柚子茶は。
値段も安いですよ比較的（とりたてて安くはない）。
別に韓国産だからメタミド系が入ってるとか
そういうことは全然思ってないですよ。

で・も！
県内産をあえて買うというのはそういうことじゃない
のですよ。外国のより安全だからとか安心だからとか
そういうのじゃないんですよ！私にとっては。

国内の農業、農産物加工、食品会社で、真摯に
食べ物作りをされている人たちは、ちゃんと
評価されるべきだと思うのです。
そりゃあグラムあたりの値段で比べたら
高いかもしれないですよ？
中国のニンニクと日本産のと比べたらすごいですよ。
でも！
私は日本中から食べ物を作る人がいなくなったら
本当に大変なことになると思うのです。
世界的な飢餓になってから作り始めればいいなんて
そんな単純なモンじゃないんですよ。
一度やめてしまったら、前と同じように生産するには
余計コストと時間が掛かるんですよ。
しかも、食べ物は文化です。歴史があるわけです。
食べ物を作ったことがない世代ばっかりになったら、
誰が今までのおいしい食べ物を再現できるんですか。
文化は失われてしまったら、もう元には戻せないのに。

なくなってほしくないなら、応援しないとダメなのです。
ちなみに。
おいしくて、ちゃんとまじめに料理をしていると思うお店も、
絶対応援しないといけないと思うので、
なるべく行くようにしています。
そして、ブログで紹介したり人に言いふらしたりしてます。
だってつぶれてほしくないから。

お金を払うということは、
相手を評価するということなんだと思うんですよね。
今回のギョーザ事件は、
「消費とはなんであるか」を突きつけた問題だと
思います。

消費とは、その人の価値観を示す指標です。